感動演出 両親への手紙で感謝を伝える為のポイント
結婚式をあげることになり、式場選びやドレス選び、料理やゲストなど悩むことはたくさんありましたが、その中でも悩みとなったのが両親への手紙でした。もちほん日頃から感謝はしていましたが、手紙を書いたことはなかったし、改めて文章にするとなると難しいなと思いました。何度も書き直し、当日仕上がったものとして、まずは参列してくれたゲストへの断りを入れました。私が両親に感謝の気持ちを伝えることに、参列してくれたゲストの大切な時間まで使うことになるので、申し訳ないなと思ったからです。でも、結果的にこのゲストへの断りの一言も良かったと後々周りから褒められたので良かったです。書き出しは、両親への呼びかけと感謝の気持ちをさっと書いておき、その後は幼い頃のエピソードや社会人になってからも迷惑をかけたりお世話になったことを書きました。一番最初に手紙を作成してみたときには、前置きが長くなりすぎてしまい、五分以上になってしまっていて、これでは聞いている側も疲れるだろうなと思ったので、前置きはかなり削りました。父親と母親とのエピソードに関しては、それぞれに分けた方が印象的だろうなと思ったので、その点はきちんと二人別々のエピソードを書いておきました。エピソードの後には、感謝の言葉をまとめて、その部分には義両親へのメッセージも少し組み込んでおきました。最後には、改めて感謝の気持ちと今後の抱負を書いてまとめました。手紙くらいすぐに書けるだろうと最初は考えていましたが、いざ書いてみるとなかなか難しいし、忌み言葉など使ってはいけない言葉もあるので大変でした。早い段階で書き始めて良かったなと思っています。最低限のマナーに気をつけることは忘れてはならないなと思いましたが、やはり日頃の自分の感謝の気持ちを伝える良い機会だし、できる限り自分らしい言葉で伝えることが、より気持ちを伝える為には欠かせないポイントになったのかなと感じました。途中で感極まって泣いてしまいましたが、それでも最後まで自分で読んで良かったなと思いました。手紙を作成している時には、それほど泣かないと思っていましたが、泣いたことによって当初考えていたよりも読むことに時間もかかってしまったので、短めにしておいて正解だったかなと思っています。人前に立つことがあまり得意ではないので、ゆっくり読もうと意識しておかないとかなり早口になってしまうということも、事前に手紙を読む練習をしたからわかったことだったし、両親やゲストにもしっかり聞き取ってもらう為にも、ゆっくりはっきりと読むことを心がけることが大切なんだなと感じました。手紙で気持ちを伝えるということが、こんなに難しいことだとは思いませんでしたが、最低限のマナーを守り、あとは自分なりの言葉でありのままの気持ちを伝えることが、感謝の手紙を作成する際に心がけておくべきポイントなんだろうなと身を持って感じました。